小学校受験か中学受験か。
この4月に年中になった娘。
(ちなみにうちの子は保育園なので、年中という呼び方はしないんですが、世間的には年中、年長みたいに言った方が通りがいいですよね。)
そろそろ周りのママの中でも受験に向けて動いていたり、何かと話題になったりします。
私自身は中学受験をしていて、結果としても希望の学校(いわゆる某御三家)に入れたこともあり、自分の子供にも中学受験を、と考えていました。逆に、必死に小学校受験をさせているような親を冷ややかに見ていたくらいです。
が、昨年くらいから、やおら小学校受験が気になって悩み始め、未だに答えが出ないまま、延々と悩んでいます。
思い起こすと、小学校受験もいいのかも、と思い始めた一番のきっかけは、私の中高(上記の中学受験で入った学校)からの友人で、小学生の子供がいるママから、
今の中学受験は、我々親世代よりもますます熾烈になっている
と聞いたこと。
当時は当時で、中学受験が加熱していると言われていて、小学生にとってはそれなりに熾烈な環境だったと思う。
それでも、今はその比ではなく、塾の席を確保する段階から争いがはじまる(サピックスに入るための塾とか、もはや意味不明)とか、早い子は小学校1年生から受験のための塾に入るとか、親が課題を管理しないとやることが多すぎて終わらない、とか。
そんなことを聞いてしまうと、小学生の時期の大半を、受験のために費やすとこが、はたして子供にとって健全なんだろうか… と思い始めた、というのが最初だったような気がします。
それから、いろんな友人にいろいろ意見や経験を聞いたりしましたが、当然ながら価値観や子供のキャラクターも様々。参考にはなりますが、決めるには至らず。
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ところで子育てって、いろんな観点で考えたいと思いつつも、子供にはどうしても、自分の経験したことを反映してしまいがちですよね。
中学受験は、私にとっては結果的に「人生最初の大きな成功体験」のような意味付けになっていますが、それは結果論であって、そうでなかった場合、反対に結構な傷跡を残すことにもなりかねない。
逆に、私が唯一人生の中で後悔していることは、中学受験に伴って、たしか6年生くらいのときに、4歳から続けてきたピアノをやめたこと。親にやめろと言われたわけでもなく、ただ、小学生の自分では、要領よく両立できなかった。
その後、いろんな事情があって(ここでは理由は割愛しますが)、受験が終わっても再開できずに時が過ぎてしまいました。お世話になったピアノの先生にも、不義理をしてしまったなぁ、と大人になった今もたびたび思い出します。
子供に話を戻すと、子供も3歳からバレエを始めて1年が経ち、とても楽しそうにしていること、バレエに向いているなと感じることが多々あることなど、本人が望むなら続けさせてあげたいなーと思っています。
ちなみに最近ピアノも始めました。今のところかなり楽しんでいますが、こちらはまだまだこれからかな。
そんなことを考えていると、自分の経験も重なり、小学生時代をどう過ごさせてあげるのがよいのか、どんな経験を積ませてあげるとよいのか、ますます迷います。
小学生なんだから受験のことなんて考えずに、自分の好きなことや得意なことやってのびのび過ごすのがよいのか、もしくは早い段階から成功体験的なもの(受験に限らずですが)を積ませてあげた方がよいのか。
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そんなこんなで小学校受験と中学受験とで揺れ動いています。
自分の昔の経験はさておき、いろいろ調べてみましたが、小学校受験も中学受験もメリットデメリットあるのでちょっと整理して考えたいと思っています。
余裕があれば、それについてもまたこのブログに書き記したいと思います。
本当は、小学校受験か中学受験かなんて目の前の瑣末?な話ではなく、どう人として育ててあげられるか、大きな視点で考えたいところですけどね。