ワンオペ ワーママ人事のあれやこれや

アラフォーのワーママで人事→今は組織人事コンサルです。国家資格キャリアコンサルタント。平日はほぼ完全ワンオペ。働き方/子育て/ワーママ/キャリア/女性のキャリア/美容健康 などなどについて

2人目を諦めた話。理想の家族像って。

我が家には4歳のかわいい娘がいるのですが、本当はもう1人子供がほしいなーと思っていました。が、2人目を授かることができず昨年諦めまして、ひとり娘と蜜月で仲良く暮らしていくことに決めました。

 

2人目不妊というのはいろんな意味でやっかいなものです。

Google先生に「2人目不妊」「う」と打ったら「うざい」という予測変換が出てくるくらいです。1人目不妊の人から見れば、1人いるんだから贅沢言ってんじゃねーってことでしょう。

一方で、本人は本人で、周りから無邪気に「2人目考えてるんでしょ?」的なことをしょっちゅう言われますしね。よくある、親戚から「子供はまだ?」的なこと言われるのと同様のめんどくささです。

 

ちなみに娘も30代後半で不妊治療の結果授かっていて、1人目も2人目も治療をしています。また、私の周りには治療しても結局授からなかった人も何人も知っています。なので、1人いるんだからいいじゃないか的な気持ちもわからなくもありません。

とはいえおそらく、それぞれなんとなく無意識的にもイメージしていた家族像があって、それが叶わないと思ったときの割り切れない気持ちは、程度の差はあれ、あるのだろうと思います。

そういう意味では、男の子がほしかった、女の子がよかった、とかも同じかもしれないなと思ったりします。私の周りにも、女の子がほしかったけど3人連続男の子だったとか、その逆とか、まぁあります。男の子とキャッチボールしたかったとか、女の子にかわいいお洋服着せたかったとか。ステレオタイプではあるけど、なんとなく思い描く家族ってありますよね。

 

私自身は両親と兄、私の昭和のよくある家庭で育ったこともあるし、なんとなく子供は2人と思ってました。

年齢的なことやほかにもいろいろな理由もあって、もう治療もやめようと決めてからも、しばらくはすっきりしない気持ちを抱えていました。世界で一番かわいい娘がいるだけで十分だと思う気持ちと、やっぱりもう1人ほしいと思う気持ちと。

 

ただ、今思えば、いつかの2人目のために取っておいた数々のベビー用品やお洋服などを処分したことは大きかった気がしています。友達や従兄弟など、いろいろとあげまくったらあっという間になくなりました。と同時に、あー、もうほんとに2人目はないんだな、と実感せざるを得ず、ストンと受け入れられたような感じ。

 

先日、たまたま「手放すと入ってくる」ということを書いたのですが、これも同じかもしれないですね。物を手放し、2人目の期待を残すものを手放したら、別の考え方や気持ちがすっと入ってきた感覚です。

 

今となっては、娘のキャラを考えるとひとりっ子でよかったなとか、1人だといろんな教育投資をしてあげられるなとか、兄弟がいない分時間も愛情も100%かけてあげられるから親も子も満足だなとか、2人だとますます余裕なくて無理ゲーだっただろうなとか、そう考えるとひとりっ子ってちょーいいじゃん!という域に達しています。

 

まぁ、これって認知的不協和からの正当化ってことかもしれないですけどね。笑

我ながら、そのへんの切り替えが早いタイプでよかった。笑

 

たびたび言ってる気がしますが、なにごとも「正解にするしかない」と思っているので、子供は1人になりましたが、子供が幸せだと感じられて、私自身も納得いく子育てをする。それにつきるかな。

 

結局、理想の家族なんてなくて、自分たちでつくっていくものなんだと思う。