ワンオペ ワーママ人事のあれやこれや

アラフォーのワーママで人事→今は組織人事コンサルです。国家資格キャリアコンサルタント。平日はほぼ完全ワンオペ。働き方/子育て/ワーママ/キャリア/女性のキャリア/美容健康 などなどについて

何事も凡事徹底だなと思う今日このごろ

明けましておめでとうございます。

2020年は、コロナもあり混沌としたまま終わってしまった感もありつつ、パラダイムシフトが起きた年だったなーと感じています。

コロナ自体は早く収束してもらいたいですが、ただ結果的に世の中の働き方が一気に変わったことは、個人的にはよかったなと思っています。

 

さて、最近、凡事徹底という本を読みました。

凡事徹底 (活学叢書) | 鍵山 秀三郎 |本 | 通販 | Amazon

1994年に出た本なんですね。もう30年近くも経つのに、本質的なだけに、全く色褪せない内容でした。

僅差の積み重ねが絶対差となる!

とオビに書いてある通りの話です。

 

20代でゴリゴリの営業をしてたことがあるのですが、意味不明なくらい桁外れの実績を出せる人っていて。特に営業って成果や業績が数字で出るので分かりやすいですよね。

当初は、そういう人ってなんかウルトラCがあるんじゃないかとか思ったりしてたんですが、大体のトップの人って基本行動が徹底してる。飛び道具的なすごいことする人もたしかにいるんですが、そういうことは目指すものでも目指せるものでもないし、自分は決してそういうタイプでもないとも悟りました。

その後も、仕事が出来るかできないかの評価は、やっぱり僅差の積み重ねで大差を生むのだとつくづく感じて今に至ります。

 

それを感じるちょっとした出来事がありました。

つい最近UberEatsを頼んだときのことです。

はい、コロナで在宅になってからかなりUberEatsを多用しております…

以前UberEatsでトラブルがあったこともあり、配達してくれる方の評価について、ついついチェックしてしまうんですが、今回はすごい評価が高い方でした。

1万件を超す配達実績があるにも関わらず、満足度が100%だったんですよね。これまで、ほぼ100%に近い90%代後半の方はたくさんいましたが、この実績件数で100%の方は見たことがなく、ちょっと興味をそそられました。

どんな配達をしてくれるんだろうか…?

 

そうしたら。

まず料理を受け取ったタイミングでメッセージが来ました。「今受け取りました、あと○分で届きます」的な内容の。UberEatsは、配達員の居場所も、予想時間も分かるので、わざわざメッセージする必要もないし、してくる方もまずいないので、その時点で「おっ。めちゃ丁寧」と思いました。

で、うちのマンションはエントランスのインターフォンが2重なので、2回鳴らされて2回ロック解除の必要があるのですが、その度のあいさつがハキハキ気持ちいい。UberEatsの人って急いでるし、鳴らすだけで無言の人もいるのに、ちゃんと映る位置に立って待っている人ってそうそういない。これまた、それだけでほんとに全然印象が違う。

最後、自宅前に置いてくれるときにも、置いた瞬間に姿が見えなくなってることがほとんどなのに(自宅のベルを鳴らしてくださいと伝えてあるけど、鳴ってから見たらもういない)、こちらもインターフォン越しにお礼が言えるくらい、最後まで丁寧でした。

私もしっかり、満足で評価しておきました。

 

あー、これも凡事徹底よねって。

一つ一つの行動って、すごいことしているわけじゃないわけで。これこそまさに「微差・僅差の積み重ねが大差」になるってことだな、と思いました。

なかなか100%の満足度が出せる人っていないのは、きっと何事もそういうこと。平凡なことを徹底できるかどうかなんだろうなって思うわけです。

 

というわけで、今年はますます凡事徹底していきたいと思います。