夫に家事の協力を求めるか問題
ブログタイトルのとおりですが、平日の私はほぼワンオペです。
台風の日でも会社に行くような、ザ・サラリーマン的な夫。
朝も早く出て、夜も遅く帰ってくるので、丸1日子供と顔を合わさないこともザラ。
なので、子供の保育園の送り迎え、食事やお風呂、寝かしつけも全部私がやります。
という話をすると、もっと夫に協力させないのか、とか、夫に腹が立たないのか?とか言われます。
が、私は、その状況である夫には全く腹も立ちません。
と言うとさらに驚かれます。
超キャリアウーマンの方々には、旦那を使わないなんて信じられない、くらいの顔をされます。
でも。
夫個人に求めても本質的に解決しなくないですか?
と私は思っています。
もちろん、手伝ってもらった方が私は楽ですよ、そりゃ。
でも、どちらかというと私は、夫個人に対してではなく、そういう状況を生んでいる社会や会社の方に憤りを感じるし、問題意識を持っています。
少なくとも、夫は土日は娘のことを見てくれることも多いし、娘のことは大好きだと思うので、ただ子育てに非協力的なだけではないだろうという前提ではありますが。
夫だって組織の論理の中で動いているわけで。
残業も多く、男性の子育てに理解があるわけではない超オールドスタイルな日本の大企業の中で、夫の個人的な努力だけに期待するのも酷というか筋違いというか。
そもそも、みんなが残業せずに定時で帰るのが当たり前だったり、男性でも育児したり育休取ったりが当たり前だったり、そういう社会になれば個人の頑張りだけに頼らなくていいんじゃないのって思うだけです。
まぁ、世の中、確実にその流れにはなってますけど、「当たり前」になるにはまだまだですよね。
とは言っても、働いているのはお互い様なんだから自分ばっかり犠牲を払ってるって思わないのか?とも言われます。
っていうか、娘のことが大好きだから、「犠牲」なんて思ったことないけすけど!!!
子育てに時間を割くことが、犠牲を払っているなんて発想ないです。子供と一緒に過ごす時間、保育園の行き帰りだって、幸せな時間だなって私は思っています。
子育てすることが間接的にマイナスに働くような会社は辞めましたし。詳しくはコチラ↓
ワーママの転職、その後 - ワンオペ ワーママ人事のあれやこれや
うちの場合はたまたま私が対応できたのでしましたが、父親でも母親でも柔軟に対応できる方がしたらいいんじゃないでしょうか。
でも、犠牲と感じる人がいるっていうことは、やっぱり、子育てによって何かを手放さなきゃいけない社会だからじゃないですか?
と、やっぱりそこに行き着きます。
個人のがんばりに頼るんじゃなくて、社会が変わらないといけないし、変えたいと思っています。
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なんてことを、WBS(ワールドビジネスサテライト)を見ながら書いていたら、パナソニックのフェローに就任された松岡陽子さんという方について取り上げていて、とても気になりました。
とてつもないご経歴とご実績がありながら、4人もお子さんがいらっしゃるとか。
もちろんプライベートのことは知る由もありませんし、アメリカだからできたことなのか、とか、この方の能力がずば抜けてるからなのか、とか、もあるかもしれません。
でも、少なくともキャリア(しかも人並外れたキャリア)と子育ての両方を成し遂げられていて。
しかも、そういう生活を解決したいとお考えなんだとか。
グーグルからパナへ 松岡陽子氏が強調する、徹底した「ユーザーファースト」:朝日新聞GLOBE+
パナソニックでの活躍も楽しみですね。
この方、これから注目していきたいです!